脱走兵れいもんが銀行辞めました

地方銀行で戦いに明け暮れた女子が脱走兵になりました。

人事異動で言いたい放題言ったけど何も変わらないし退職したった~銀行女子が仕事を辞めた理由⑩~

めちゃくちゃ間が空いてしまいました。

バイトとかバイトとかしてました。

もはや何の話だったか忘れた方も

いらっしゃるかもしれない過去記事はこちら↓

 

reimon.hatenablog.jp

 

 

れいもんは独り身ですが、

現在は実家暮らしです。

 

ですので、

家族には相談しなくてはいけない。

 

父に、母に。

母伝いで祖母にれいもんの状況を伝え、

全員より

「辞めればいいんじゃない?(^ν^)」

と即答をいただきました(笑)

母に至っては3年くらいで辞める

と思っていたようです。

 

いやいや、私もう少しがんばれたよ…

 

これもひとえに、

れいもんの業務が融資業務担当

だったからだと思います。

3年目から預かり資産担当をせよと

言われていたら続いていなかった。うん。

男性ばかりの職場で、

女性同士特有のいざこざには

一切巻き込まれませんでしたし、

いわゆる

「現金が1円合わないので帰れません」現象

とは無縁でした。

 

今まで恵まれていたのだと思います。

これについては感謝しかありません。

 

さて、家族の理解もいただけたので、

人事部へ辞める意向を伝えなくてはいけません。

 

 

翌週、人事部へ辞めます電話…

しようとしたところ、

急遽、K店へ人事部の査察が入ることに。

れいもんだけ事前に

知らされていたのですけど。

れいもんの件とは別件です、

と言われていましたし

特に周りに伝える必要もないので黙っていました。

K店の皆様が一人一人、

人事部との面接を行い

もちろんれいもんとも面接を行い…

 

 

ちなみにれいもんは

すでに人事部に対して滝のような

クレームをぶつけまくった後なので、

今更特に何も話すことはなかったです。

辞意を伝えたかったのですが、

今回来た査察官に伝えて良いか

判断がつかなかったので黙っておきました。

 

 

さらにその日の夕方、

なぜかエリア旗艦店の

エリアマネージャーがK店へ来店しました。

れいもんに会いにきたとのこと。

いや…別に来る必要ないんですけどぉ…

と思いましたが、

れいもんはK店勤務であるものの

席はエリア旗艦店にあることを思い出しました。

ということで、

ちょうどいいタイミングに来たね!

辞めるでよ!!

と、エリアマネージャーに

辞める意向を伝えることにしました。

 

 

2時間説得を受けました……(´ω`)

 

 

れいもん「まー、辞めようと思います。」

マネ「えっ……。……マジかぁー…

   そうかぁー………ええ………

   …本当に…?」

れいもん「はい、辞めます」

マネ「気持ち変わったりしない?

   ウチの店(エリア旗艦店)来ない?」

れいもん「気持ちは変わらないですし、

     そもそも最初は御店へ

     配属されたはず

     だったんですがね?」

マネ「そうだよねぇ…ごめんね…。

   でも一緒に働きたかったなぁ」

れいもん「お言葉は嬉しいですが、

     もう気持ちが萎えちゃいました。

     どこで働いてももう

     やる気にはならないですよ。

     なのでもう辞めます。」

 

以下ループ。

 

 

あのね、

一緒に働きたかったとかね、

ウチの店に来ないかとかね、

あなたたちが言える

セリフじゃないですからね?

 

 

最近は銀行員も離職者が多いのです。

その理由として銀行に見切りをつけた人、

ノルマがキツイと感じる人、

色々な人がいるのですが…

ゼロ金利政策

→銀行の収益悪化

→経営陣の判断による人員削減

→現場から人が減る

→政府の政策と経営陣の判断による

 時間外労働時間削減

→仕事は減らない

→ノルマは減らないどころか増える

→支店長クラスがピリピリする

→係長以下へパワーを発揮する

パワハラで精神を病む、

 もしくは病む寸前、疲弊

→離職

→さらに人が減る

→以下無限ループ

…という最低な悪循環が起こっており、

一時期は3ヶ月ごとに100人近くが

辞めるという異常事態が起こっていました。

今も50人前後は辞めてるんじゃないかな。

パワハラに対して

繰り返し注意喚起が行われ、

離職者を出しまくる店は

睨まれるような事態です。

実は既にれいもんが配属されたエリア旗艦店

とエリア内全域で、

数人離職者を出していたようです。

そしてれいもんも辞めると。

エリアマネージャーも焦ったのでしょうね…。

 

 

気の毒ですが、

知ったこっちゃないので辞めます。

 

下の方の事情を

上が勘案することなどないでしょう。

同じことをするだけです。

 

 

エリアマネージャーの説得を

かわしまくって終了したのは18:00頃。

まあまあ疲れていたのですが、

やっぱ1日で済ましたいじゃん?

早くスッキリしたいじゃん?

と奮い立ち、

今からK店支店長へ辞めます宣言しますと

エリアマネージャーに告げたところ、

明日にして今日はもう帰りなさい

と言われてしまいました。

まあ、通勤2時間かかりますからね。

また30分1時間かけて話して、

そこから帰るとなると

帰宅が21時くらいになりますね。

残業慣れっこなので別に構わないのですが、

お言葉に甘えて()この日は帰ることに。

 

 

と、とととところが…!!!!

 

帰りのバスの中で

スマホに知らない電話番号(携帯)から

鬼電が…!!!!!!

ヒィィ誰だよ

と思って

ビクビクしてたのはここだけの話です()

鬼電の合間に、知らない番号ではなく

K店の固定電話からも電話がかかってきたので、

銀行絡みだと分かったのですが。

 

 

K店支店長が辞める話を聞いて電話してきたの!?

それともれいもん、

会社の机のカギを閉め忘れちゃったとか…!?

 

 

と、激しく動揺。

(会社の自分の机のカギは必ず締めないとペナルティ食らうことがあります)

 

出たいんですけど出たくない。

というかバス車内なので出れませんけど!

 

知らない電話番号とK店から交互に、

ガンガン鳴り続ける恐怖のスマホ

握りしめつつ

(れいもん人生の中で初めてスマホに恐怖した)

帰宅して自分の部屋に入ってから

一息ついて、スマホを充電器にさして、

 

知らない電話番号の方をとりました。

(40分くらいずっと鳴ってた)

 

 

マネ「あ、れいもんさん!?急にごめんね!」

 

 

あんたかーーーい!!!

 

 

心の中で全力ツッコミをしましたが

K店支店長じゃなくてよかったなって

ちょっとホッとした瞬間でした()

 

 

 

 あとちょっと続くよ!