脱走兵れいもんが銀行辞めました

地方銀行で戦いに明け暮れた女子が脱走兵になりました。

人事異動がきっかけで銀行の現状を考えてみたら割としょっぱいことに気付いて退職したった~銀行女子が仕事を辞めた理由⑨~

れいもん、

平成から令和へ変遷する

この時代の「今」の

「銀行員」を考えた。

 

過去記事はこちら↓

 

reimon.hatenablog.jp

 

※あくまでもれいもんが、

 れいもんの住む地方の

 金融機関に10年以上勤めて,

 れいもんが

 思ったことですよ!

 

↑これ、ご承知おきくださいね!

 

 


・銀行の基本業務は

 預金、為替、融資。

・預金は預貯金業務。

・為替は振込などの手数料業務。

・融資は融資利息で稼ぐ業務。

・上記の3つだけでは赤字。

・だから投資信託や保険などの

 手数料で稼ぐという傾向が顕著

・しかし投資信託や保険って、

 証券会社で良くない?

・保険なんて、ほけんの窓口とか、

 そっちの方が取扱保険商品多くて、

 選択肢多いじゃん?

 (それでも各企業の、その時における

 いわゆるおススメの商品という

 偏りは防げないと思うけど)

・てかお客さまのためにとか

 対外的にスローガンかかげてるけど、

 本当にお客さまのためなの?

・手数料収入多い商品をオススメするよね?

・終わらないノルマ

・横ばいではなく前期比で増加するノルマ

・前年同期比で単純に振られるノルマ

・事業承継や地方創生を

 進めていくべきなのに、

 どちらも手数料がもらえるのが

 半年〜三年スパン。

 半年毎に清算されるノルマとの

 シナジーのなさ故に

 銀行員の取り組みが進まない。

会社四季報などでも地方銀行

 合併について謳われる時代

・お客さまのためにならない現実に

 絶望してさっさと辞めていく20代

・デキる人ほど見切りをつけて

 サッサと辞めていく30代

・残るのはパワハラ系上司と

 逃げ切り系上司ばかり…

・銀行の業績云々の前に

 人手不足で回らなくなりそう

・お客さまへの融資判断や業績判断には

 「適切な設備投資」がされているかって

 評価するくせに自らの企業は

 適切にできていない設備投資

・ウチのPC、まだceleronなんだぜ…

・AI導入が必要だと訴えても金がないと言われる

・今金がないのに3年後に金があるわけないし

・AI導入に3年くらいかかることを考えれば

 今からやらないと時代の流れに

 置いていかれること間違いなしなわけで

・そもそも地域創生って何?

 地元のスポーツチームに

 金をつぎ込むことじゃないよね?

・創業者に対してのフォローが少ない

・むしろ融資に対しては二の足を踏む

・もっというと地域創生を担当する部署の

 人数がガンガン減らされていくんですが

・地方の就職先増やさないと、

 そして賃金増やさないと、

 人口減に歯止めは利かないのでは?

・地方金融機関の役割って何?

・実際担えている?

 


…うん。

れいもん、地元の発展のために

銀行入った気がしたんですが。

就活の時もそうやって喋ったわ。

 

なんか、投資信託とか保険商品とか

新しく勉強するのは違う気がしました。

てか絶対違うわ、と思いました。

これなら苦手な英語を勉強した方が

マシやん、細かい保険商品の知識とか

どうせ銀行以外で使えんわ…とか笑。

 

 

人事部は落としどころを

見つけてくれましたが、

れいもんは違う道を選ぼうと決めました。

(そもそもれいもんの望みは

人事異動自体なかったことに

してほしかったんですけどね)

 

どうなるかは分からないし、

次の転職先が見つかっている

わけでもありません。

でも辞めよう。

もう銀行から離れる時なんだ、と。

 

 

正しいかはわかりませんが、

悟ったれいもんでした。

 

 

続きます。

 

 

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ちなみにこの記事を書いている前日に、

池井戸潤氏原作「ノーサイド・ゲーム」が

ドラマで始まったわけですが。

れいもん、原作を読んでいないので

展開とか知らないんですよね。

今のところ、

企業が抱えるスポーツチームの存在意義

が題材なのかなーと見ています。

れいもんの勤めていた企業でも

スポーツチームは抱えていました。

年に一回、「任意」と言われながら

副音声が「強制」であった後援会費も

払っていましたね。

スポーツチームの存在は地域貢献

とドラマの中のラグビー選手が言い、

主役の大泉洋氏が

本当にそうだろうかと

疑問を投げかけていました。

池井戸潤氏がどのように

答えを導き出して

いくのか楽しみですので、

ノーサイド・ゲームは

見ていこうと思います。