人事異動が上のご都合最優先過ぎて組織に萎えたから退職したった～銀行女子が仕事を辞めた理由⑤～
前回記事はこちら↓
頻発する異次元人事に惑わされるれいもん。
初日における、れいもんの腹に入らないポイントは以下の通りです。
・今までのキャリアが全く無視されていること
・全く経験がない業務であること
・元々人事部が発令した異動では1時間で通える先に
配属だったのに、エリア長の一存で2時間もかかる先に
配属されていること
特に上記2つがキツイですね。
縁もゆかりもないところで新しい業務をやれ
(もっというと融資事務の一部はやれという虫の良さ)というのは
なかなかストレスフルです。
大海原にイカダどころかビート板で放り出された勢いです。
ヒィヒィ言いながら2時間かけて辿り着いた先で遭難事故とか
誰が好き好んでやるんだよ…
れいもん「いや、私のキャリア、ご存知ですよね？
預かり資産営業、やったことないですよ」
支店長「すぐには数字を求めない。
半年くらいで育って欲しい」
れいもん「(半年とか絶対ウソだろ…3ヶ月も経てば
パワハラの如く保険売ってこい投信売ってこい
っていうんだろ)いや…」
支店長「とりあえずやってみて欲しい！
無理なら言ってくれれば良いから」
れいもん「いや無理ですけど」
支店長「今はその時ではない」
れいもん「」
何言ってんだこいつ…
れいもん「本来であれば1時間で通える店で
融資をやるはずだったのに、
2時間かけて通い、着いた先で
全く経験0のことをやるとなると、
身の振り方も考えなくてはいけない
と思ってしまうのですが」
支店長「そう言わず！とりあえず、ね！やってみて」
やばーい
人の話聞く気なーい
昼休みに速攻でビズ◯ーチとか何とかnextとかに登録してしまいました（＾ω＾）
その後、初日は配属手続きに関する書類などを
揃えたりして終了してしまいました。
初日に「身の振り方を考えねばならない」と言ったからか
どうかは定かではありませんが、
翌日、エリア長がエリア人員調整役の人(以下調整役)を引き連れて、
K店へ乗り込んできました。
御用向きはれいもんに会いにきたとのこと。
こちらとしては話すことは何もないです。
K店へ配属した張本人ですからね。
細かい会話内容は忘れてしまいましたが、概ね次のようなことでした。
・この度の人事異動で、
エリア店の渉外業務を担当する人数が
足りなくなってしまった
・K店から融資業務に厚い人材が欲しいと言われた
・よってK店の渉外業務担当と、
融資業務担当としてエリア店へ
異動になったれいもんを交換した
・れいもんは通勤時間がめちゃ大変なことに
なることは分かっているが、
頑張ってほしい
・もし辛ければ、言ってほしい
うーん、どうして皆揃って
「ダメだったら言ってほしい」
「もし辛ければ言ってほしい」
なんて、上っ面だけのペラペラな甘言を吐くのでしょう。
れいもんもそれなりに社会の荒波に揉まれていますし、そんなもの
痛かったら手を挙げてーとか言いながら患者が手挙げてるのに
施術止めない全く意味ない歯医者のやーつ！
くらいのことだろうなと想像できちゃいますよ。
大体こういうこと言う人は信じてはいけません。
適当に宥める言葉をかけて、
気にしてるよ、見てるよ感を演出すれば、
文句言いながらもなぁなぁで
部下は思い通りに働くだろう
くらいにしか思っていませんよ、どーせ。
れいもんにわざわざ会いに来たのも、
さすがにちょっと後ろめたい気持ちがあったからでしょう。
れいもんが
「大丈夫です！がんばります！気にかけてくださってありがとうございます！」
くらいに返しておけば自身の後ろめたさも
解消できるし結果的に人事異動は
エリア長の好き勝手が通るし万事OK!くらいの
気持ちでお越しになったのでしょう。
そしてあながち間違ってはいないだろうなと今でも思ってます。
ということで当り障りなく、
エリア長の欲しそうなお言葉を並べ、
とりあえずはエリア長にもつつがなくお帰りいただきました。
しかしここで疑問が沸きます。
あれ、私、K店には融資業務として配属になったん？
預かり資産営業やれっていうことじゃなくね？
じゃあ私今何やってるの？
エリア長の意図とK店の支店長の意図が食い違ってない？
どっちが正しいの？
どっちの主張を信じるべきなの？
と。
まあ、エリア長か支店長か、
どちらかが嘘をついている可能性がありますし、
なんならどっちも嘘ついてるかもしれませんし、
どの道どちらも信用できませんし、
悩ましいところです。
状況だけみると
エリア長の言い分の方が筋道が通っている
ようにみえるんですけどね。
まだまだ続く！
